【看護師の残業】デメリットと個人的対策

あいかわらず残業してますか?

私はしてます(;´Д`)

ただ、残業代で給料が確保できている部分も確かにあるんですよね。

残業しないと生活費が稼げないのかもしれない…なんて思うこともあります。

しかし残業はやっぱりいけない!

そもそもなぜ残業はいけないのかというところを考えていきたいと思います。

残業してお金を稼ぐ!なんて思ってる人、多少残業してもいいやなんて思ってる人、待ってください。

残業のデメリットをお伝えします。

なぜ残業はいけないのか?残業のデメリット

1.生産性の低下

1日の中で人間が本当に集中して物事に取り組める時間はせいぜい3時間だそうです。

ですので、いくら仕事が終わらないからといって時間延長してまでやることは非効率です。

実際私も午前中の仕事への集中力は夕方には徐々に落ちてきているのは実感しています。

夕方には体の疲労とともに明らかに頭が疲れているなという印象があります。

判断力も鈍るし、疲れからコミュニケーションも減ることで伝達ミス等も起こりやすくなっていると感じます。

感情的にも焦ったりイライラしたりする率も高まります。

そういった観点から、本来であれば短時間で終わる仕事も、いつも以上に時間がかかってしまうのです。

2.仕事意欲・モチベーションの低下

残業当日の話ではなく、長期的にみたときに仕事に対するモチベーションの低下ということを招きやすいです。

看護師になる方は、多くの方が独自の看護観をもち、こういう看護を患者さんやご家族に提供したい!こういう看護師になりたい!という思いを持っています。

残業により毎日心身ともにヘトヘトになることで、仕事に対する本来の自分の志だったり目指すべき看護というものを見失いがちになってしまいます。

看護師の仕事が多岐にわたるという部分から、看護という分野以外で時間をとられることで、やりたい看護ができないという焦りやこんなはずじゃないという落胆も現実問題としてあります。

看護師は重労働です。

テレビドラマなどでも表舞台だけがクローズアップされがちで、理想と現実のギャップが大きい職業でもあります。

そのため離職率も多いのですが、残業の多さもその要因の一つだと思っています。

3.職場全体への影響

残業といえど、仕事内容は必要なことをやっているわけで、通常の勤務時間帯と同様に集中力や判断力を必要とします。

しかし残業が続くと疲労感も募り、弊害が出てきます。

個々で仕事をしているようでも次の勤務帯への引継ぎが必要だったり、同時間帯勤務者との連携が必要だったりと、多くのスタッフで協力しあっています。

組織で働く以上、ひとりひとりの仕事に対する姿勢は人間のもつ共感力により自然と伝染するのです。

人間の進化の過程で危険をより察知するという能力があり、ポジティブな感情よりもネガティブな感情のほうが浸透しやすいと言われています。

つまり、残業によって職場全体の雰囲気がネガティブに陥りやすいということです。

そしてそれはまた、仕事の多忙さ加減やスタッフの絶対数の不足により「今日も残業かもしれない」と思う段階からすでに影響し合っているのではないか思っています。

定時に帰るにはどうしたらよいか <個人編>

日中に忙しくて緊急性が低いが重要性が高い仕事をするために残業をしているという点では残業もある程度は仕方ないのかなとも思ってしまします。

しかしそこに甘んじて残業を受け入れることは断固反対です!

日中の忙しさ対策

看護師として患者さんに提供するケア以外にも多職種との連携や予定外の対応により日中は多忙であると話しました。

とはいえ、日中の仕事をいかに効率よく、そして仕事開始時に考えた見通しに近いように仕事運びをするか。これが課題だと思っています。

看護師の仕事をさらに細分化してみると、

  1. 受け持ち患者関係なく行い毎日のルーティン(患者さんによって内容は毎日違うがやることは一緒。例えばその日の受け持ち患者の点滴確認など)
  2. 時間で動く予定の業務(予定入院、手術、処置、検査、看護ケア、カンファレンスなど。予定が決まっていても予定通りとは限らない)
  3. 予期せぬ業務(緊急入院、患者さんの状態悪化による対応、緊急の処置・検査など、または時間未定の医者の指示によるもの)

 

これらの内、

  • 1は始業前に確認できること。
  • 2は予定時間にならないと動き出せないもの。
  • 3は全く予定できないが、状態予測などからある程度先読みして準備は可能か。

看護は記録が証拠となるため、すべてにおいて実施したことは記録に残します。

それぞれの業務には事前に準備が必要です。

各業務には<準備~看護師業務~患者さんの観察や物品等の後処理~一連の記録と考察>いう流れがもれなくついてきます。

優先的に取り組むべきこと

そう考えると、

予定にある2は患者さんを中心として多職種も関わっているものであり、看護師としても遅れや変更はできない優先順位の高いものと考えます。

そのため、いかに2に支障をきたさないように仕事を組み立てられるかが大事になってきます。

それと、看護師は毎日の受け持ちが変更になります。

朝出勤してみて、その日の受け持ちを把握した段階で準備を開始するということになります。

1日の業務が安全に、そして円滑に行えるように事前の準備がとても重要になります。

3は、緊急入院は外来の情報がきて初めて知るものですから全く予想ができません。

しかし、現在入院中の患者さんの状態の変化やそれに付随して行動すべき対応は、経験や知識からある程度予測できるものもあります。

1は業務前に準備できるものです。

が!個人的には業務前に準備ということがすでに納得いきません。

通常は準備として業務前に行っていますが、それはすでに業務じゃないのか。と常々思っています。

定時に帰る=残業をなくす。朝の始業前の仕事は何扱いなんだ?と。

できれば最低限の始業前時間に出勤して、時間内にすべてを行うことができればベストですが、看護の質や残業によるデメリットを考えるとそうもいっていられないのが現実です。

アドラー心理学 <課題の分離>

ここで考え方として、アドラー心理学でも言われている課題の分離というものが重要だと思います。

この仕事は果たして自分がやるべき仕事なのか、それとも自分ではコントロールできない仕事なのかを分けて考えるというものです。

これに追加して、この仕事は自分しかできないものなのかという観点も大事かと思います。

しかるべき人に頼める仕事、もしくは頼むほうがよい結果に結びつくであろう仕事であれば頼むのです。

看護師は多重業務をこなす際、自分の頭の中だけで優先順位を組み立てて業務に当たることがほとんどだと思います。

それは

  • 個々に動いているため頼むのが申し訳ないという気持ちと、
  • 頼むにあたってはその情報を理解してもらうために一から経緯を説明したうえで頼まなくてはならないということ、
  • 頼んだからと言って最終的な責任は自分にあり、確認くらいなら自分でやった方が安心だという気持ち

があると思います。

しかし結果的には自分で抱え込むはめになり、自分の首を絞めて業務の効率が落ちるということにつながるのだと思います。

思い切って頼むことも大事だと思います。

ただしそれには、述べたように、自分にしかできないことかそうでないかを時間軸や他との業務の兼ね合い、頼む側の力量や時間的余裕などを把握するなど、様々な視点から判断する力が必要です。

朝早く出勤すべし!

なにごともそうかと思いますが、結局準備こそが最も大事なのです。

知らないことは調べる。知っている人に聞く。

自分が理解するためには時間が必要です。

仕事が始まってから準備をしていたのではズレズレになるのは目に見えています。

また人に仕事を頼むにしても、直前に頼むより時間的に余裕があるうちに依頼しておいたほうが、相手もそれを考慮したうえで準備に取り掛かれますし嫌な気持ちを持たれずにすむかと思います。

相手の気持ちに立った時に、自分の予定通りに物事が進まないときはイライラしたり焦ったりという感情が生まれやすいと思うのです。

事前にわかることであれば、あえて直前にお願いして焦りを生むことはないのです。

また、人には準備の要領の早い人や情報収集が短時間で済む人がいます。

これは理解力、記憶力、コミュニケーション力に優れた人だと思います。

私は正反対で、不器用、コミュニケーションは苦手、記憶力は乏しい(最近特に)、物事の理解には時間がかかります。

一言でいれば要領が悪いということです。

こんな私のような者が定時に帰るためには、やっぱり事前の準備の時間をしっかりと確保することが、なんだかんだで一番大事なのだと思いました。

これは自分の力量と定時からの逆算でどのくらい早く出勤すべきかがわかると思います。

習慣となればきっと苦ではないのでしょうね。

周りに早く出勤する方もいると思いますので、そういう方に話を聞いてみるとか、観察してみるっていうのもいいかもしれないですね。他人の良いところは盗む!

私も朝は子供との時間を大切にしたいのでいつもギリギリ出勤なのですが、残業だと子供たちが寝る前に帰ることができないのでどっちがいいのか。

しかし今回は残業を減らすためですので、今後は早めに出勤して準備を入念にしてみたいと思います。

 

おわりに

これまでは個人としてできる範囲のことでした。

個人として仕事が終わってもなかなか帰りずらいですよね。

そこは定時帰宅を浸透させるためにズバッと帰ることが大事なんですが、まだ終わっていない人に気を遣って手伝ってしまうのが現実です。

だったら病棟全体が帰ることができれば問題なしですね。

次は病棟全体が早く帰るにはどうしたらよいか考えたいと思います。正直うまくいっていません。

うちの病院・病棟ではこういう対策していますよという方がいればぜひ教えていただきたいところです。

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ABOUTこの記事をかいた人

看護師をしながら3人の子供を育てている父親です。まだ子供は小さいので四苦八苦してます。でも一番楽しい時間ですね。Blogの内容は、 【育児】【看護師】【筋トレ】【副業・初心者ブロガー】 として発信していきます。 よろしくお願いします。