【理想の看護師像とは】看護師のあるべき姿を看護学生にみる

私は看護師13年目になります。今の病院で働くのはパート採用時代も含めると6年目です。

今では看護大学の学生さんの実習担当を任されるようになりました。

俗に言う『実習指導者』というやつです。

しかし私は『指導者』とは名乗りたくありません。

なぜなら、看護知識や技術的には指導的立場ですが、学生さんたちから学ぶことだってたくさんあるからです。

指導者だなんておこがましい。

実習担当の〇〇です、と名乗ります。

 

学生さんは一生懸命

一緒に患者さんのことを考えようというスタンスで、ときにアドバイスをするだけで、あとは学生さんに任せてます。

学生さんたちを見ていると患者さんのことに精一杯です。

「自分になにができるか、どうするべきなのか」を毎日毎日悩んで、考えてきます。

時に見当違いのことを言ったりやったりする学生さんもいますが、そんなのはできなくて当たり前です。

できないことを勉強しに来ているので何の問題もありません。

大事なのは自分の頭で「患者さんのために」と一生懸命考えてくることです。

その気持ちやさまざまな発想を、私は実習期間を通して学生さんたちから教えてもらってる気がします。

 

家に帰っても休まらない実習期間

連日、実習が終わったら家で振り返りして修正して、

また新しい計画を立てて、

寝不足で実習に来て、

病院というなれない環境で過ごし、

緊張と不安の中で看護を学び、

また家で振り返りをして

の繰り返し。

 

当たり前ですが私も経験者なので大変さがよくよーくわかります。

みんな頑張ってる(T-T)

そして日々成長している(T-T)

 

成長する姿に感動

子供が生まれたせいか、ハタチそこそこの子が、この短期間で大きく成長していく姿を見ると感動します。

初日のカンファレンスではただの体験発表だったものが、後半のカンファレンスではテーマ選びもそうですし、意見の活発さや進行もスムーズになってきます。

話し合いにおいて、体験を通して形成してきたそれぞれの看護観を話すようになり、学生の人数×学びが出来ている感じですね。

 

看護師と学生の立場の違い

学生さんたちはできることが限られています。

医療行為は出来ません。

それでも患者さんのことを考え、一生懸命ケアをします。

優先順位の違い

看護師になると優先順位をつけないと仕事が追い付きません。

優先順位は、生命の危険度から順々に考えています。生命に直結するリスクのあることを最優先に考えます。

それでいて大勢の患者さんを看ているわけですので、どうしても、生命の危機がなくて緊急性がなくてということで後回しにしてしまう仕事もたくさんあります。

具体的には、具合の良くない患者さんの生命を救うための「治療に関する医者の指示や処置」といったものが優先されます。

 

学生をみて自分たちにフィードバック

患者さんの命には急激に直結することはない日常生活のお世話だったり、患者さんの希望に沿う細かな配慮だったりが、どうしても後回しになりがちです。

その点学生さんたちは、医療行為ができないがゆえに、日常生活のお世話や患者さんの気持ちに沿った細かな配慮を一生懸命考えて実施するのです。

患者さんからは感謝の言葉や喜びの声が聞かれます。

学生担当としてもこれはとても喜ばしいことです。

喜んでいる学生さんの顔を見るのも好きです。

そして、看護師もそれを見習わなくてはいけないなと思います。

 

学生の姿から看護師のやりがいを思い出す

学生と比べると仕事の内容が多岐にわたります。

その分優先順位のつけ方が違って当然です。それでも看護師は、本来患者さんのベットサイドて患者さんの気持ちを考え、隠れた欲求(ニード)に満たすことが仕事です。

医療行為がメインになってしまうと、看護師としてのあり方を見失ってしまうような気がします。

看護師としてのやりがいや満足感・達成感といったものは医療処置では感じにくいです。

看護師として1日が終わると、疲労感だけが残る、患者さんのことでやりたいけどできなかったことを後悔する、やり残したことがないか不安を感じるだけです。

なぜなら医療処置や治療は、医師の指示であって看護師の判断ではないからです。

正しい知識をもって医師の指示を遂行することに使命感を持ってやっている人もいるかもしれませんが、私は違うので正直気持ちがわかりません。男女の違いもあるかもしれませんね。

また、すごく知識があって医師と同等の視点をもって治療や処置を行えるくらいになると違うのかもしれませんが、それはそれで看護師の仕事の範疇(はんちゅう)ではないと思っています。

看護師は看護師にしかできない仕事がたくさんあるのです。

 

看護師を目指した頃の気持ちを思い出す

誰しもが看護師になりたい理由があったはずです。

どういう看護師になりたいかという思い、目指す看護師像があるからこそ、日々大変な勉強を頑張れているわけです。

そんな初心を看護学生さんから教えていただける学生担当は幸せだなーと思います。

 

もちろん、学生が何か考えてきて、それを患者さんに実施するとなったら、私の役割として患者さんの安全を守り、かつ学生にも体験と学びを与えられるようにすることは大変です。

さらに通常業務も同時並行していますので、自分も違った患者さんを受け持ちしています。その傍らで学生をみて、教えて、カンファレンスに入って、また自分の受け持ちの患者さんに対することに責任をもって通常業務に戻るという毎日は、正直てんやわんやです。

それても学生さんたちの初々しくも前を向いている姿はとても影響を受けます。

 

大変だけど頑張れ学生さん!

私の経験や知識から少しでも与えられるものがあるなら吸収していってほしいと思います。

大変ですが、患者さんと学生さんとの関わりを見ると自分も元気が出ます(^^)

学生さんも指導されている教員の方々も大変かと思いますが、

 

頑張れ未来の看護師さん!患者さんはみんなが看護師になるのを待っているぞ(^O^)

看護師も学生もお互いがよい影響を与え合うことができると良いですね(^^)

こちらも参考記事としてご覧ください↓

自分本位ではダメ!【接遇面での課題と対策】看護師は一人ひとりが『病院の顔』として見られている意識を持とう!

 

ご覧いただきありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

看護師をしながら3人の子供を育てている父親です。まだ子供は小さいので四苦八苦してます。でも一番楽しい時間ですね。Blogの内容は、 【育児】【看護師】【筋トレ】【副業・初心者ブロガー】 として発信していきます。 よろしくお願いします。